なんだ、教師やないんや。 「じゃあ誰」 「やけん加藤鷹やって♪」 「こんなエロ男優売れんやろ」 ひでぇ、そういって座り込み泣き真似をする彼。 なんだかおかしくなって、つい笑ってしまった。 「なーに笑ってんのー?」 「うざっ」 「ひろちゃんのドS!」 「?!」 今、なんて… 「なんで、わたしの名前…」 「さあ、なんででしょー?」 「あんた、誰」 彼はにやり、と笑った。 「ないしょ」