「今日、涼花ちゃんはいないんですか?」


「また石崎さんの所にお世話になってるの。今日は水族館に行くって。
夏休み中は丸で石崎家の一員になっちゃったみたい。」



先生はもう直ぐ30歳になるとは思えない程の、素敵な笑顔であたし好みの紅茶を入れてくださる。


先生はあたしの憧れの女性だ。



肌が透き通っていて少女のように可愛らしいいけれど、強い。