ドアが開けられて、先生の姿が見えた。 黒の長袖Tシャツにジーンズ。 「リサ…」 「突然、ゴメンなさい」 「上がれば?」 「あっ…うん…」 私は、玄関の中に入ると、靴を脱いで部屋の中に上がった。 初めて入る男性の部屋。 綺麗に片付けられてる。 私の心臓は痛いくらいにドキドキしてて…。 はち切れそうだよ。 「適当に座って?」 「うん」 私はラグの上に座った。 先生が私の隣に座った。