私たちは、床に置いてあるテーブルに向かい合わせに座った。 小さいテーブルだから、先生との距離が近い。 甘い良い香りがする。 「初めまして!福山春海(フクヤマ ハルカ)です。これから宜しくね」 先生はニッコリ笑う。 「栗山リサです…。宜しくお願いします」 私はペコッと頭を下げた。