駅前のスタバ。


窓のとこのカウンター席に並んで座る。



「今日、彼氏は?」



私は、キャラメルフラペチーノのクリームをストローですくいながら言った。



「うん…実はね…別れたんだ…」



由実が切なそうな顔をして言った。


えっ…。
あれだけラブラブだったのに?



「理由…聞いてもいい?」


「うん…。彼に好きな人が出来たっていうよくあるパターンだよ」



由実が、アイスコーヒーをストローでグルグルかき混ぜた。



「そっかぁ…」



私は何て言っていいのかわからなかった。


下手なこと言えないし…。