「あとさぁ…」


「ん?」


「中学生と付き合うのはやっぱ犯罪?」



俺はタバコの煙を吐き出して、新たに注文したウーロン茶を飲んだ。



「はぁ?彼女、中学生なのか?」



真心がビックリした顔で俺を見る。



「あぁ」


「俺、てっきり彼女は高校生で大学受験のために家庭教師をお前に頼んだのかと思ってた」


「大学受験じゃなくて、高校受験でな…。なぁ…やっぱ犯罪か?」


「まぁ…同意の上なんだからいいんじゃねぇの?来年、彼女は高校生だろ?それに、お互い好きになって付き合うことになったのに、今更そんな心配してどうすんだよ?」



そうだよな…。
お互い好きなら歳なんて関係ないよな…。