「リサちゃんに相談に乗ってもらいたいんだ…」 タバコを灰皿に押し付けた後、先生が言った。 私は顔を上げて、先生の方を見る。 何の相談? まさか…恋愛相談じゃないよね…? 「それは…リサとして?それともイチゴとして?」 「リサちゃんとして…」 先生は真っ直ぐ前を見たまま言った。