【先生×生徒シリーズ】ダイヤモンド─私の初恋は先生─


先生の車が山道を走る。


辺りは暗くなって、街灯だけが光っている。


どこ行くんだろ…。


先生の車は、公園の駐車場に入った。


周りは車が全く止まっていない。


先生は、またタバコを吸い始めた。


先生がタバコを吸い終わるまで会話はなかった。


重たい空気が流れる。


昨日とは明らかに違う雰囲気。


私は下を向いたまま。


その時─。


先に口を開いたのは先生だった。