次の日─。 夕方に家を出る。 先生と待ち合わせのために駅に向かって歩く。 駅な着くと、すぐに先生の車が目に入った。 先生の車に近付く。 心臓はドキドキしてる。 下を向いている先生の横顔が見えた。 やっぱり先生はカッコイイ。 長い髪から覗く顔は美しい…。 俯いた姿が絵になってる。 先生が私に気付くと笑顔になる。 助手席の窓が開いた。 「乗って?」 私は、助手席のドアを開けて乗る。 先生は車をゆっくり出した。