俺は、真心に全て話した。
出会い系をしてたこと。
それでメールしてた子を好きになったこと。
そのメールをしてた子がリサちゃんだったってこと。
それから…。
リサちゃんを好きになってしまったことを…。
「だから俺の店に連れて来たのか」
真心が笑いながら言う。
そう…俺は、好きに子が出来たら、
最初に真心に紹介すると約束していた。
「なぁ…真心…どうしたらいい?」
「彼女の気持ちがわかればなぁ…」
真心がタバコの煙を吐き出す。
「リサちゃんには…好きな人がいるみたいなんだ…。前にメールで好きな人が出来たって相談されて…」
「うん…それで?」
「俺が家庭教師の先生?ってメールしたら…違うって…言われた…」
俺は頭を抱えながら言った。



