【先生×生徒シリーズ】ダイヤモンド─私の初恋は先生─



「先生?」


「ん?」


「私ね…可愛くなれるように頑張ってみる!それから…もう"私なんか"って言わない」



私は先生にニコッと笑った。



「うん。じゃー…俺と約束して?」



先生が私に小指を出してくる。


私は、先生の小指に自分の小指を絡めた。



「約束したからね。はい!指切った!」



先生はそう言って、小指を離した。


先生…。


私、頑張るね。


自分のために。


そして…。


先生のために──。