【先生×生徒シリーズ】ダイヤモンド─私の初恋は先生─


先生に勉強を教えてもらうけど、
先生との距離が近くてドキドキして、
教えてもらったことが頭に入ってこない。



「…サちゃん…リサちゃん…」


「あっはい…」


「何、ボーとしてんの?」


「いっ…いや…別に…」



私は俯いたまま言った。



「もしかして…好きな人のことでも考えてた?」



私は目だけで先生を見る。



「ち…違います…」



先生が近くてドキドキしてました。
なんて言えるわけないじゃん。