夜、真心さんのお店に行って、いつもの席に座る。 「卒業おめでとう」 って、真心さんが花束を持って来てくれた。 「ありがとうございます」 私は花束を受け取る。 花の甘い香りが鼻をかすめた。 「今日はお祝いだから、俺のおごり」 真心さんがニコッと笑って、個室を出て行った。 「ラッキーだな」 先生が笑う。 私も笑って、ウーロン茶を一口飲んだ。