私は昨日、スタバでカップルが話してたことを先生に話した。 「そんなことが…あったんだ…」 「私ね…先生の悲しむ顔を見たくなくて、話せなかった…」 先生が私の体をギュッと抱きしめる。 「話してくれてありがとう。俺は大丈夫だから…」 先生の腕の力が強まる。 「でも…リサのことを悪く言われたのは許せない」 「先生?」 私は顔を上げて先生を見る。 「私も大丈夫だよ。だってホントのことだから」 私は笑いながら言った。