【先生×生徒シリーズ】ダイヤモンド─私の初恋は先生─



「可愛い名前だね」


「あ…ありがとうございます…」



顔を上げて先生を見る。


先生は私に、またニッコリ微笑んでくれた。


これは仕事だからよね…。
仕事だから私にニッコリ微笑んでくれてるんだ。



「今日は勉強やめて、話しよっか?」


「えっ…?」


「初日から勉強したい?したかったらするけど?」



先生がクスッと笑う。


私は、頭を左右に振った。