先生に電話する時は
毎回通話ボタンを押すのに緊張しちゃう…
なんでかな?
張り裂けそうなくらいドキドキした後は、先生の声を想像しちゃうの…
『もしもーし弥生?』
先生と付き合って出来た私の癖。
――ピッ…
トゥルル…トゥルル…
――ガチャ…
『もしもーし弥生?どうした?』
予想した通りの声と安らぎ。
電話越しでやっぱりニヤけちゃう…
「お疲れ様~先生♪今日ねバイト前にえりと留衣ちゃんと久しぶりに遊んじゃった♪」
『ご機嫌だな♪2人とも元気だったか?』
「うん♪相変わらず」
先生との電話でいつも出て来る2人の名前。
先生も教習所時代、何度か指導したり話してたから覚えていてくれた。
たった数回で、入れ代わりの激しい生徒を覚えてる先生を尊敬しちゃう。
どれくらいか、先生と話しててつい忘れてた時間の存在に気付いた私は本題を切り出した。


