「…カッコイイ~♪」
「バーカ!恐いくせに無理するからだろ」
井ノ上君はテーブルにバラまかれたメニューやお冷やを片付け始めた…
「だって怪しかったし聞かなきゃ駄目じゃん…?」
「ああいう奴らは店員をからかうのが好きなんだよ!偉そうな態度取って、店員は強く言えない事分かってるから…」
「うーん…」
井ノ上君の言う言葉は全くだ…
注意しようと思ったけど真っ向からあんな事言われたら
誰だって何も言えなくなる…
私がやった事は逆効果だった…
もうあんな思いするなら何もしたくない………
「でもさっきの山ピーの行動は間違ってないぜ!」
井ノ上君にトレーを渡された
「いい奴…仕事に一生懸命だし、客の事もちゃんと見てるし。さすが先輩だなって思ったぜ!」
普段意地悪な事しか言わない井ノ上君…
これって慰めてくれてるの?


