サロンを取って、従業員出入り口から出た時だった
近くのベンチに1人で座っていた女の人が店をジッと見ていた…。
その時は何も思わなかったけど、着替え終わってトイレから出ると女の人はまだベンチに座っていた。
携帯を握りしめた手が微妙に震えてる感じがした…。
「あっ…」
その女性は私に気付くとベンチから立って私の方へ近付いた…
「あの…ここの従業員の方ですか?」
「はい…そうですけど」
「井ノ上…輝呼んで貰えますか?」
「井ノ上君?…ちょっと待ってて」
私は従業員出入り口を開けて中に入った。
まだパイプ椅子に座っていた井ノ上君。
「お♪おかえり~」


