先生達が出た後、店の前に出してた看板などを店の中に閉まった。




レジ閉めを終えて売り上げを出した私は、先に着替えていた井ノ上君を待ってた。




するとそのとき、アルバイトの子がバックヤードから出て来た…






そこを私は見計らってバックヤードに向かう。






――覗くと、井ノ上君は携帯を見ていた。



遠くからだからよく分からなかったけど







なんだか重い空気だった…。





「山ピーお疲れ!」




私に気付いた井ノ上君。




「…お疲れ~!どうかしたの?携帯…」




井ノ上君はパタンと携帯を閉じてポケットにしまった…。





「あ~、ん…ちょっとな」





「もしかして彼女からとか?」





私の言葉に反応して驚いた井ノ上君…



私の勘が当たった。