無性に羨ましかった…。 山ピーの彼氏が… 山ピーの好きになった奴が。 ――『もう好きじゃない‥?』 『…………好きだよ』 あれはお前に言ったんだよ、山ピー… 真っ直ぐ山ピーの目見て、本当はすごく緊張してたんだぞ…? なのに何も気付かないウブさ… 『…お前に好きって言ったんだよ』 俺の言葉も自然のイタズラであいつには聞こえなかったみたいだけど…。 でも俺って卑怯かな? 口止めって理由にお前からチョコを貰うの…。 だってあいつは好きな奴しか見えてないし 当たり前だけどな…。