『弥生ちゃん私ね、ちょっと気になる事があるんだけど…』



「どうしたの…?」


『昨日ねたまたま教習所寄ったんだけど、そしたら変な噂がたってたの』


「変な噂?」



『うちの教習所で、先生と生徒が付き合ってるって噂…』




「え?!!」



『なんか教習所の裏庭で女生徒と先生が抱き合ってたって…。で、その先生って言うのが…宮田先生かもしれないって…!!』



「え?!!先生…?!」


『見かけたのがたまたま先生の担当の子だったみたいで、間違える訳無いって…弥生ちゃん最近教習所に行った?』



「ううん…全然……。
ってかね留依ちゃん、私…先生と別れた…かもしれない……」




私の言葉に携帯の向こうから物凄い大声が響いた。




『はぁぁぁぁああ??!な、な、な、何で、何で、何でッッ??!』



私もまだ嘘だと思いたい昨日の事を留依ちゃんに話した…。