「あっ…ごめんなさい、待たせちゃって…」
一瞬、ビクッと動いた茂里さんの肩
私に気付くと隣にどうぞって言ってくれた…。
「あの…話って…」
「あ、話って言うか、この間のチョコ…渡してくれてありがとうございました!」
「え…?」
「あの夜、輝からメールが来たんです…『チョコありがとう』って。
急で変な事頼んだのに本当に渡してくれて…後になって困らせる事したなって思って…」
「いえ…それはいいんですけど。井ノ上君からメール来たんですか…?」
嬉しそうに頷いた茂里さん…。
「いつもだったら出てくれない電話も出てくれたの…」
私、勘違いしそうになった。
茂里さんが笑顔だったから、井ノ上君と、もしかしたら…なんて。
……………だけど、茂里さんが
「なんかもう、スッキリしました…!」
「え…?」


