すると―― 「先生違うの…」 泣きながら弥生は口を開いた… 「先生の事だけが………泣いてる…原因じゃないの…」 ヒクヒクと泣きながら俺を見つめる赤い目… 「…どういうこと?」 俺は弥生の体を起こして弥生が落ち着くのを待った…。 ハンカチがなかったからティッシュで涙を拭く弥生… でも、化粧が落ちるのを気にしてちゃんと拭けてない… ――なんかな…… なんでこんなに、俺の心をくすぐったくするんだろ… 「弥生横に座って?」 ソファーに場所を移動して俺は弥生の震える肩を見つめた。