「どうした…?」
校長が先に出て、病室に2人っきりになった俺達…。
「事故起こらなかったら多分先生ともうこんな風に話せなかったと思うの。あのね先生…」
俺は近くにあったパイプ椅子に座った。
「私最初に先生見た時、担当の先生が若くてかっこよかったから凄い嬉しかったの…。きっと他の先生が隣だったらこんなに楽しく運転出来なかった…」
真顔で言うその言葉が照れ臭かった…
「言い過ぎ…でも俺としては運転が楽しいって思ってくれたなら嬉しいけどな…」
「でね、先生とさ一対一で接するから私、時間が経つ度に教習よりも先生の事で頭いっぱいになっちゃってさ(笑)」
恥ずかしそうに頭を触る仕草が俺にも伝染する…。
「私先生がやっぱり好きです……諦められない…」
「…………………」
「宮田先生…」
どんな奴でも告白されて嬉しくないはずはない…
特にこんな好きになってくれるって……
――だけど
「………俺には彼女がいるから…」


