「なんか騒がしくね?」



篠塚のその言葉から事は始まった…。





窓の外から人の声がどんどんボリュームが上がっていく…





俺と篠塚と別の先生が窓の方に近づいた…





――その時窓の外から




「先生…!!事故ッ事故ッ!!!」




一部始終見てた教習生の一人が、声を上げて窓の外から俺達に状況を報告した。





「救急車…!!」





次の教習に予約がはいってなかった俺は、他の先生を連れて事故現場に向かった。






するとそこには横転したバイクとドライバー、路肩に停まった車があった…。