「やっぱり貰ってるし…(笑)」



すぐに手にチョコがあることに気付いた篠塚。




「…はぁ」



一息ついて席に座った。



空いていた窓から冷たい風が入ってくる。




「あ、携帯鳴ってたぞ~」




篠塚に言われて携帯を開くとメールが1件受信されていた。


自然と顔が緩む…




それをまたあいつがニヤけて見てた。



『先生♪私も楽しみだったよ!!今日だね!仕事終わったら教えてくださいッ♪』




弥生からのメールだった。



私も楽しみだったよ…か~~♪♪





ヤバイ…マジで可愛い!!





俺今年のバレンタイン最高に幸せだな…。




返信を返すと時間になり先生達が午後からの教習の準備を始めた。







…そして



何かの異変に気付いたのは昼からの教習が始まる頃だった。