「…もしかして俺にくれるの?」
「まさか!井ノ上君には毎年くれる彼女がいるでしょ!」
「じゃ誰?チーフ?主任さん?(笑)」
井ノ上君が言ったのはバイト先のおじさん達ばかり……
意地悪ッ!
もう余計な事言わなきゃカッコイイのに…
「あのね…私にだってちゃんと渡したい人がいるのッ!!」
「え?まさか山ピー、彼氏出来たの!!?」
声を張り上げた井ノ上君は私に口を覆われた。
「声が大きい…!!」
「そうなんだ~♪よかったじゃん!」
「ん…////。ありがとう」
改めて言われるとやっぱり恥ずかしい…。
「そういうわけだから勉強の邪魔しないでよ?
あっそれから…私に彼氏が出来たこと、誰にも言わないでね…!」
「何で?皆に公表すればいいじゃん…教えてよ」
「駄目…言えないの!」


