「中学の入学式の日にね.
不安でいっぱいの私に
上級生が喋りかけてきたの。
入学式の後.遊ぼぅよ!!
って…ぁたしすごい怖くて
ずっと下をむいてたの…
そしたら誰かが助けて
くれたんだ…
俺の女なんですけど…って。」

私は遠くを見つめ話した。

「それが栞の初恋相手?」
「うん…けど情けない
話しなんだけどさ…。
その人には彼女がいて.
私を助けたところを見た
らしくて…浮気だって
勘違いされたみたい…。
それからなぜかわからない
けど恋愛にたいして
すごく怖くて…自分の
せいで浮気だって間違え
られて別れたあの二人に
申し訳ないし…。」
「そんなとこ関係ない!!」

亜美は強く私の肩を
ゆすり声を張り上げた。

「そんなとこで恋しないのは
間違ってるよっ!!
自分の気持ちに嘘は必ず
ついちゃダメだよ!!
自分の気持ちは自分が
一番わかってるんだよ!」

その言葉を聞いて私は
うなずくしかできなかった。

「栞.頑張ってね(^-^)
んぢゃあ家.こっちだから
バイバイ〜」
「うん!!ありがとう!
バイバイ〜」

私は天を向いた…
小さな星達がキラキラと
空を明るくしている。