ガヤガヤ ガヤガヤ

薄暗い部屋に充満している
大量なタバコの煙。

「…も…あ!」

うるさくて茂音の声がまったく
聞こえない…。

「なに!?」

私は声を張り上げ返事をすると
茂音も声を張り上げて
私に話しかけた。

「ここやばそうだね!!
出なきゃやばくない?」

「だよね!!場違いだね〜」

私と茂音は小走りで入口へ
かけていった。

すると後ろから男の声がした。

「なにしてんの〜?」

30はまだいってないくらいの
男が5人もいた。