そんなことを考えている内に… 練習開始。 え?私流されてるって? カナリ私、流されてるよね… そう実感しつつ、練習を始める。 「だーかーらーぁーー!! なんでこんな一言を覚えられないんだよ」 「そんなん仕方ないでしょ! 暗記は大の苦手なんだから!!」 しばらくすると 案の定、私と三枝はつっかかりあいスタート… まぁ普段のことだけどさ… 「王子様、私と踊ってくださいだろ?!」 三枝は偉そうに言う。 「もう、うるさいなぁ…」