私は
三枝に押し倒された。


「やっ、やめてよっ」

私の上には
三枝がかぶさる。
「やっ、いや!!」

私はじたばたと暴れた。



「美桜っ!!!!!!!」



三枝は大きな声で怒鳴った。

その声で我にかえる。

「…はい…」

「一旦落ち着けよ。」

「………」


「お前取り乱しすぎ。」