白「――ぷはぁっ!はぁ、やっと…て、え…?」

白雪は、あることに気が付いた。

白「や、何…ココ!足が――っ!」

足が、つかないのだ。
このままでは溺れてしまう…そう思った時、

??【――大丈夫かっ!?】

ザバアッ!

白雪の体を、水の中から引っ張り上げた力強い腕が…

白「――ケホッ、ケホッ!あ、りがとう…」

??【大丈夫か!?何だってこんな川で溺れて…。自殺か?】

男のぶっきらぼうな問いかけに、白雪はムッとする。

白「違うわよっ!水鏡で移動したらこんなトコに出ちゃっただけ!!」

??【水鏡…?アンタ竜珠か!?】

白「そーよ?あなたは…違うみたいね?」

白雪は、男の反応におどろきながらも、問う。