君は宇宙人





ピンポーン



ん?
ああインターフォンの音か。
ふぁああ。はいはい。


しぶしぶ起きて玄関へ向かう。



がちゃ。





「はじめまして。今日このアパートの隣に越してた佐藤です。」



「あ、どーも・・・ってあんたはさっきの!」



訪問者はさっきあった謎の少女だった。

え隣に越してきたって・・・。



「あ、あなたは。先ほどはどうもありがとうございました。」


「いやそんなことより・・目と髪、黒になってる。」




数時間前は目も髪も青だったはず。



彼女はきょとんとした顔で答えた。


「黒は日本人の髪ではないのですか?」



「は?}



「地球人は黒髪が多いのですよね?」



「えあんた何人なんだよ・・?」




やばい。



「私は人ではありません。be -という星から来ました。」



ああやっぱ聞かなきゃ良かった。