「え、う宇宙人!?」
「あ、地球ではそう呼ぶものでしたね。」
ええええええええー。
いやいや信じられるか!
ありえないだろいろいろと!
何?宇宙人て何?
どこから来たって?日本語になってなかったんですけど。
地球って書いてここって読むのやめてください。
「そうだこれ、お近づきの印にどうぞ。」
「あドウモアリガトウゴザイマス。」えーーーーーーーーーーー
そうだ。夢だ。まだ眠りの中なんだ。
宇宙人は粗品なんか贈らない!
そうだそうだよ!うん!
「それでは失礼します。」
やっと帰る!
背を向けて帰るかと思ったら彼女が振り返った。
「あ、くれぐれも私の私情についてはご内密に。」
にこやかに微笑んだ顔が怖い。めっちゃ怖い。
そういい残して彼女はようやく帰った。
あいつ本当に宇宙人か?
そんないきなり非現実的なこと信じられるか!
もうひとねむりしよう。
夢だったんだ。
