早瀬係長が私を見た。「何で男が一人増えてる訳?小川、二人の男に腕掴まれて又悪い事した(笑)。」




拓也と賢吾さんが早瀬係長を睨んだ。



みんなさん冷静になりましょう。



他にお客さんがいるんだしね。



「と、兎に角座りましょう。それと二人とも腕離して貰えます。」



重い空気。



誰も何も言わない。



そこに美咲さんが戻って来た。



「お待たせしました。カルボナーラでございます。」



そして又無言。



何でこうなるの。



誰か私を助けて!