異端審問官は口が裂けるほど笑い、 「そうか、サーシャ・サユベル」 「でね、お願いがあるの」 「なんだね?サーシャ」 「この人の命、『終わり』にしていいわよ。」 「良い子だ、サーシャ・サユベル」 『化け物』が斧を大きく振り下げた。