「今までありがとうね…。
私 一生忘れないから!!亜樹のこと!!」

「ありがとよ!」

彼は私に後ろ姿だけを見せて手を振った。

それは、中学3年生の終わり
まだ肌寒い3月
誰もが甘~い恋をしている時期
私達は…。