屋上に卓と沙織ちゃんを残し、結局凜花とサボって俺の部屋……
凜花に触れたい…
触れたくて…触れたくて…
キッチンに向かおうとする凜花を抱きしめ、強引に唇を重ねた。
もう…止められない……
凜花の頭と腰に手を回し何度も舌を絡めてキスを繰り返す。
俺の背中に手を回した凜花に見つめられ…
「凜花…」
凜花を抱き上げると、奥の部屋のベッドの上に下ろした。
「俺の事だけ考えて…」
そう凜花に囁いて唇を合わせた。
凜花に触れると優しく香る凜花の匂い……
愛しくて…ただ愛しくて…
白く透き通る素肌に触れる…柔らかい凜花の肌…
凜花の全てに唇を這わせる度に甘く漏れる吐息…
「…あっ…っ…ん……」
凜花の全てが俺を麻痺させる……愛しくて…
「…陵弥…好き…」
そう囁く凜花に唇を合わせる。
凜花の目から涙が溢れ……そっと拭って、瞼に口付けた……
「凜花…好きだよ」
自然とそう言葉が出た…

