LIVE LIFE LOVE

「あれっ?もうきてたの?はぇーなぁ。」


「たまたま早くですぎちゃって。」


「まあいいや。それじゃあ歌うから聞いててな。」


そう言うと、彼はチューニングをはじめた。


大きく深呼吸をして、彼は歌いはじめた。

フレーズごとに力のこもった客だった。


瞳に力があって、透き通った声。


彼の世界にすいこまれていった。