「わかったよ・・・受けるよ」
「ほんと!!やった!」
俺は彼女の熱意に負けて受けることにした。


俺はよりいっそう歌の練習に力を入れた。


そしてオーディションの日がやってきた。


「陸!がんばってきてね・・・私応援してるから。」

そう言うと彼女が俺に、キスをしてくれた。

あの日のキスは忘れないよ。俺に勇気をくれたから。


そして俺は電車に乗り込んだ