LIVE LIFE LOVE

「私・・・幸せだよぉ・・・ずっとこの時間が続けばいいのに・・・時間が止まってほしいよぉ・・・」


薫は俺と同じことを考えていた。

また、こんな考えを持っていたことを知って、俺はますます彼女を強く抱きしめた。


「陸・・・苦しい・・・」

俺はびっくりして、腕の力をゆるめた。


「ごめん・・・」

ちょっとうるっとした瞳で俺を見る彼女は、とても可愛かった。


その日、俺は彼女と初めて一つになった。