LIVE LIFE LOVE

俺は薫をうちにあげた。
「ちらかっててごめんね」

「全然散らかってないよ!私の部屋なんて比にならないくらいひどいし。」

この殺風景な部屋に薫がいるだけで、部屋に色がついたように見栄えが出た。


「薫がいるだけで、おれ幸せだな」

「なんで・・・・そんなこと言うの・・・」

俺が思っていた言葉じゃない物が答えとして帰ってきて、俺はおどおどするしかなかった。


薫はついに泣き出してしまった。


俺は彼女を抱きしめてやるしかなかった・・・