「そっか、優介くんねーじゃあ俺寝るわ。またね千帆♪」



尚がニコッと笑い、
手を振って家に帰っていった。




家の中に消えていく尚と交代に優介が言った。



「俺、あいつ苦手だわ…」


珍しく優介が真剣な顔をしてる。



「ずっと俺のそばにいてくれる?」




子犬のようなウルウルの目をして私を見つめる。




「…うん……?」




どー言うこと?
私はずっと優介の元を
離れないよ?



そんな不安そうな顔
しないで?


ねぇ……お願いだから…。