優介が家まで送ってくれた。


お礼を言って家に入ろうとすると




「あれ?千帆…?」



隣の家から尚が出てきた。

私達に近づいてきた。


優介の方をジロジロ見る。




「彼氏くん?」


「…うん////」



優介が尚を睨む。



「…誰、お前。」



優介の低い声が響く。



「千帆の幼なじみでーす」



尚はふざけて高い声を出す。




「幼なじみ…?」


「そう♪あ、俺尚ね。彼氏くん名前は?」


「ゆ…優介だよっ!」



私が答えた。
なんとなくやな雰囲気がしたから。