「そ…そうだよね!何もハルちゃんのことが好きってワケじゃないし!だいたい翔くんはハルちゃんのタイプじゃないしね〜♪」

言われてみればっつーかそうだ。あたしはコックリと頷いた。あんなチャラチャラした野郎は正直あたしのタイプじゃない。

「ハルちゃんのタイプはクールでカッコいい人だもんね♪」

さすが杏。やっぱり幼なじみだ。よく分かってる。よって三崎翔は論が〜い!!顔は他の人から見たらいい方なのかもしれないけど少なくともクールではないと思う。

「んー…ハルちゃんのタイプってぇ、璃玖くんみたいな人じゃない?メグ!」

リクって誰だし…つーかまたメグ関連か〜…(泣)

「そうねぇ!柚木ならハルのモロタイプ!一回会わせてみましょうか?あっちなみにハル。柚木璃玖っていうのは三崎の親友よ。」

ユノキリク…またなんか出てきたし〜…(泣)しかも三崎関連でメグ関連…どんなヤツだし…

そうこう話してる間に南高にバスが到着していた。