『あの…』


『なに?』


『昨日は…すみません』


俺は女に近付き眼鏡を外した。


『な…なんですか!?』


やっぱりこっちのが
可愛いわぁ…

あかん…

戸惑った顔がまた可愛いくて…

そそる…


俺は女の首に舌を這わせた。


『えッ…先輩ッ…』


女の事なんて無視して
ボタンを外していった。


『やッ…いや…
やめて…くださ…ッ』



あかん…
何してんねん俺


女は胸辺りを押さえ
しゃがみ込んだ。



『…ッ…やだ…』


『なんやねん…
何でもします言うたやろ
明日もまた来い』


そう言って
俺は一人屋上を出た。



ドクン… ドクン…ッ


心臓の鼓動がはんぱない


なんで俺…
こんなドキドキしてんねん…