『えっ…?』


キョトンとしとる(笑)


『せやからお前は俺の奴隷』


『は…い…』


『学校おる時も
昼休みとかは俺の教室来い
帰りもや』


女は初めて微笑んだ。


『はい!!』


嬉しそうに…


友達でも彼女でもない
奴隷


意味わかってんのかコイツ



『じゃあ明日学校で!!』


女はめっちゃ笑顔で言った。


俺も女と一緒に外へ出た。


もう雨はあがっとった。



あ!!
夜道一人で歩かせんの
心配やから
ついてったんちゃうで!?
俺コンビニ行きたかってん!