『ゆー!!俺先行くで』


『ちょー待ってや』


俺は無視して歩いた。
ゆーは女に『ごめんね』
って謝りながら
俺の後をついてきた。


『お前歩くん早いわー』


『知らん!!女の方行ったら
ええやん』


ゆーは俺の肩に手を回した。


『はっくんたらぁ
俺が好きなのは
はっくんやねんから
ヤキモチ妬くなやぁ〜』


なんやコイツ…!!


『きっしょ!!
なんやお前』


『まぁまぁ(笑)
てか次もサボるやろ?』


『おう…つまらんし』


『ちゃんと授業受けなきゃ
ダメよ〜!』


『知らん。じゃあな』


俺は屋上へ向かった。