「ああ…長居もできないんだった…由乃って離れなさい」 博和の書斎に場所を変えて、真面目な顔で博和は言った 「高校生になったら光と二人暮らしをしてもらうからな」 「えっ?なに?」 「元々、お前たちは婚約者だからな、光も異存ないな?」 「はい、旦那さま」 納得している光を見て 「えっ婚約者?私と光が?」 「はい、旦那さまがお決めになったことです」 (なんで私だけ知らなかったの?)