「やっと…私のものになった…光…」

隣りでスースーと寝息をたてている光の頬にふれる

 「……離れたくないよ……」

この手から離したくない

でも離さなければ

父は救えない

どっちか選ぶとしたら…

………

 「ごめんね……」